アイパッチを越える弱視治療が出現？！ [アイパッチのこと]
弱視治療には昔からアイパッチが大切ですが、
良い方の目をふさいで、悪い方の目に使わせるというのは
「原始的な治療法だなー」と思ったのは私だけではないはず。
でも今のところ、それしか治療法がないんですよねー。
が、しかし、2008年8月16日の毎日新聞にこんな記事が載っていました！！
脳：「ものを見る」経験→視覚発達…たんぱく質がカギに
脳の発達初期で、視覚をつかさどる神経回路が活発に形成される「臨界期」を開始するたんぱく質を、理化学研究所脳科学総合研究センターなどがマウス実験で発見した。このたんぱく質は網膜で作られて大脳に運ばれており、「ものを見る」という経験が視覚発達のスイッチ役を果たすことを裏付けた。弱視の治療につながる可能性があるという。
生まれた直後のマウスを暗室で飼育すると臨界期がなくなり、視覚の発達が遅れることが知られていた。しかし、ものを見る経験が脳の発達に影響する仕組みはなぞだった。
同センター神経回路発達研究チームのヘンシュ貴雄チームリーダー（神経生理学）らは、脳の視覚野に多く分布する「Ｏｔｘ２」というたんぱく質に着目。生後から暗室で飼育したマウスの脳にはＯｔｘ２が見られなかったが、脳にＯｔｘ２を注射すると臨界期が始まった。
また、Ｏｔｘ２は網膜で作られ、ものを見るという経験に応じて脳に運ばれることも分かった。ヘンシュさんは「ヒトにも同様の仕組みがあると考えられる。Ｏｔｘ２を利用し、成長後でも人為的に再び臨界期にすることができれば、弱視の治療などにつながるのではないか」と話している。７日付の米科学誌「セル」に発表した。【西川拓】
ちょっと難しくて良くわかりませんが、「目を使え〜」という指令を出す物質があるんですねー。
それを使えば、アイパッチをしなくても目を使うことができるようになるんでしょうか。
でも、片目だけではちょっと難しそうな気がしますね。
やっぱり、片眼の弱視治療には、「アイパッチ」が続きそうですね。
良い方の目をふさいで、悪い方の目に使わせるというのは
「原始的な治療法だなー」と思ったのは私だけではないはず。
でも今のところ、それしか治療法がないんですよねー。
が、しかし、2008年8月16日の毎日新聞にこんな記事が載っていました！！
脳：「ものを見る」経験→視覚発達…たんぱく質がカギに
脳の発達初期で、視覚をつかさどる神経回路が活発に形成される「臨界期」を開始するたんぱく質を、理化学研究所脳科学総合研究センターなどがマウス実験で発見した。このたんぱく質は網膜で作られて大脳に運ばれており、「ものを見る」という経験が視覚発達のスイッチ役を果たすことを裏付けた。弱視の治療につながる可能性があるという。
生まれた直後のマウスを暗室で飼育すると臨界期がなくなり、視覚の発達が遅れることが知られていた。しかし、ものを見る経験が脳の発達に影響する仕組みはなぞだった。
同センター神経回路発達研究チームのヘンシュ貴雄チームリーダー（神経生理学）らは、脳の視覚野に多く分布する「Ｏｔｘ２」というたんぱく質に着目。生後から暗室で飼育したマウスの脳にはＯｔｘ２が見られなかったが、脳にＯｔｘ２を注射すると臨界期が始まった。
また、Ｏｔｘ２は網膜で作られ、ものを見るという経験に応じて脳に運ばれることも分かった。ヘンシュさんは「ヒトにも同様の仕組みがあると考えられる。Ｏｔｘ２を利用し、成長後でも人為的に再び臨界期にすることができれば、弱視の治療などにつながるのではないか」と話している。７日付の米科学誌「セル」に発表した。【西川拓】
ちょっと難しくて良くわかりませんが、「目を使え〜」という指令を出す物質があるんですねー。
それを使えば、アイパッチをしなくても目を使うことができるようになるんでしょうか。
でも、片目だけではちょっと難しそうな気がしますね。
やっぱり、片眼の弱視治療には、「アイパッチ」が続きそうですね。
突然おじゃまします。
Google検索でこちらにたどりつきました。
ご存知かもしれませんが、今月の『日経サイエンス』(2009年4月号)のNEWS SCANというコーナーの「若い神経を取り戻す」という欄に同じ内容の記事（弱視と臨界期及び将来的に考えられる分子的治療法について）が紹介されていました。
http://www.nikkei-science.com/item.php?new_flg=1
それでは失礼します。
by Go Go (2009-03-02 00:41)
Go Goさん
ご連絡ありがとうございます。ぜひ取り寄せて読んでみたいと思います。ありがとうございました。
by koo-koo-rabits (2009-03-03 07:00)
こんばんは。うちの３歳の娘が現在１日４時間のアイパッチの訓練をしています。
ネットでいろいろ調べながら不安を解消しつつ、今の事態を受け入れ、なんとか娘をはげましながら頑張っております。
ブログを見ながら、勉強になり、コメントさせていただきました。
また訪問させていただきますね＊＾＾＊
by koko mama (2009-06-22 21:20)
koko mamaさん＞こんにちは。コメントありがとうございます。アイパッチ訓練頑張っているのですね。これから一緒に頑張りましょうね！！どうぞよろしくお願いいたします♪
by koo-koo-rabits (2009-06-23 14:11)
今日は。初コメントです。海外在住の日本人ママです。遺伝で子供が生まれつき左目が極度の弱視です。右目も他の子供より視力が悪かったようで
2歳から6歳までアイパッチ+めがねで頑張りましたが改善せず
逆に良い方の右目の視力が落ちてしまいました。。。いろいろ眼科・専門家周り結局たどり着いたのが無理に左目を使わせても改善しない、逆に右目に影響すると言う結果でした。
それからはめがねで矯正し、めがねを掛ければ
両目とも同じレベルになります。両目はしっかり使っています。
一生めがねだと聞いた時は悔しくて泣きましたが、
やはり子供の目のレベルにもよるんでしょうかね？今9歳です。
生活には不自由なしで私と違い裸眼では視力が劣るものの両目はしっかり使えています。ちなみに母親の私は両親が弱視に気づかず子供のころから右目だけで生活しています。ブログに書いていらっしゃるとおり左目を元々使っていないので生活には問題ありません。多少運転や段差が分からない不便さもありますが。。。
大変さをお察しします。頑張ってください！！
by なおみ (2009-12-16 18:35)
なおみさん
励ましの言葉をいただきどうもありがとうございます！！！お返事が大変遅くなり申し訳ありません。お子さんは９歳なのですね。年齢が上の方の体験談を聞く事が少ないので、とても参考になります。ラビ子もアイパッチをし過ぎて、良い方の右目の視力が落ちないかを経過観察していましたが、それは幸い大丈夫だったようです。
ラビ子も一生、コンタクト・・・、と聞いた時には「え〜！」と思いましたが、まあ近眼の私も一生コンタクトもしくは眼鏡なので、「しょうがないか」と。
最近、焦点を合わせるためになのか、テレビや本などを見る時、顔を右に傾けて見ているのがちょっと気になっています。（首が凝らないかな、と（笑）。）
右目だけで生活してきたというなおみさんは、そのようなことをされたことはありませんでしたでしょうか。
今後ともどうぞ色々と教えてください。よろしくお願いいたします！！
by koo-koo-rabits (2010-01-25 22:59)